長唄、三味線の稽古          

                                

長唄の三味線は古典邦楽の基礎です。
                                        

                                         
                                            杵屋六郎
                                         流派 池の端派
                                         家元 杵屋六三郎
                                         東京理科大学卒業
                                         東京都 出身
                                         住所、稽古場 浅草
                                         出稽古 上山田温泉
                                         カルチャー 北千住ルミネ


インターネット稽古開始しました
2015年9月よりクラウドを使った長唄、三味線の稽古を始めました。
例えば3ヶ月に一度はスクーリングしていただきながら基礎を学ぶことが出来ます。(毎月スクーリングしても構いません。)
お問い合わせはrokuro-6@cello.ocn.ne.jp
スクーリングの場所は浅草稽古場か上山田温泉稽古場です
〇浅草稽古場 ☎ 03-3842-6900
  台東区寿31-13-10中銀浅草寿町マンシオン405

〇上山田温泉 正明館 ☎ 026-275-0354
  長野県千曲市上山田温泉1-59-1



北千住ルミネでは三味線によるボイストレーニングで長唄の稽古しています
稽古日は第一水曜日と第三水曜日3時半より。稽古時間は2時間です。
三味線の音と共に声を出すので、自然に長唄の唄い方パターンが理解出来ます。
北千住駅から教室までダイレクトに行けて便利です。
rokuro-6@cello.ocn.ne.jp


問い合わせは 読売文化センター 03-3870-2061


最初に触れたものが印象に残ります
音楽や食事は最初に本物に接するのがベストです。最初がまずいとその印象がいつまでも残り本物知るチャンスはなくなります。
感覚を研ぎ澄まして本物を見極めましょう。

最初に大切なこと 見学する


良い師匠を選ぶ楽器を入手


稽古するお手本に習う

街の情景、生活スタイルも変わり三味線の音を聞ける空間が少なくなりました。昔は生活の中に三味線の音がありました。稽古事と言えば琴や三味線、踊りの稽古でした。
現代では普段の生活では三味線の音は聞くことが出来ません。
三味線の生の音を聞くには歌舞伎とか日本舞踊の演奏、落語の出囃子など身近に聞くことが出来ます。
良い稽古所を見つけるには、努力だけでなく運や縁も必要です。本物の稽古との出会いは見学すればわかります・
半年も習えば、こんなに面白いことが世の中にあったことがわかるはずです。

古典邦楽の基礎は長唄にあります。長唄を習える稽古所は数多くあります。カルチャーに通うつもりで習うなら何処で習っても大差はありません。
三味線や唄を習って感動したいのなら本物の師匠を探さねばなりません。本物に出会うためにはひたすら多くの稽古所を見学することをお薦めします。
あらかじめ長唄の名人の演奏を知っておくと本物のを見分ける目ができます。七代目芳村伊十郎全集は素早く名人の演奏が聞けます。
本物を説明する必要はありません。初めて聞いた誰もが素晴らしいと感じられるからです。
古典邦楽の基礎を知るのは短い時間では出来ません。何十年と云う稽古と修練が不可欠です。
三味線を知るには唄を知らねば出来ません。逆に、唄を知るには三味線を知らねばなりません。
道具について説明しますが、三味線の皮も稽古用は犬で舞台用は猫です。撥も稽古用は木やプラスチック、舞台用は象牙です。これらの音の差は一目瞭然です。
ほとんど師匠が弾き語りで教えるので稽古の時に三味線や唄のすべての技術が出てしまいます。心の目で見分けてください。
効率的に稽古することは、時間をお金で買うことです。正しい情報はお金を払う価値があります。一生の趣味にするならコストパフォーマンスが最良の本物に習うべきです。
正しい知識や稽古に役立つ情報を知ってこそ真の上達があります。
芸は本当の生き甲斐に通じます。目標や目的をしっかり持てば働くことに意義や価値を見い出せます。生き甲斐を見い出せた人は心の中から輝くので、磨かれて更に綺麗になります。

上達するには最初の段階で変な癖をつけないことが大切です。
当稽古場は初心者は歓迎です。その理由は先入観念がないこと。
芸事は通常の生活では必要のないものと思われがちですが、生き甲斐を求めている人には必要不可欠のものです。
日常に三味線音楽のある生活。魅力的です。稽古に通って変化が出るのは半年後、本物に接するとあなたの顔が変わります。
全ては本物に触れることで変わります。
浴衣ざらい


稽古所案内
杵屋六郎の稽古場では随時入門可能です
三味線読本の著者です。本に書いたことを更に実践的に教えています。安心して学べる環境で充実した稽古を体験してください。
曲を覚えるにはちょっとしたコツがあります。口三味線を大きな声で言うと効果があります。
お稽古する人に合わせてお稽古の方法や譜面等の読み方も詳しく教えます。
稽古の見学無料 初心者歓迎
稽古場案内
三味線読本の著者自らが教える稽古を体感してください。目からうろこが落ちること間違いなし。普遍的に応用できる稽古情報は高い価値間違いなし。情報はお金と同じ価値があります。それを実感しましょう。初心者の見学は大歓迎です。


浅草稽古場台東区寿3-13-10中銀浅草寿町マンシオン405 電話03-3842-6900
      稽古日(10~12日)は4回を自由選択できます 稽古日は火曜日、木曜日、土曜日です。


 上山田稽古場    月4日の連続稽古です。稽古日に関してはお問い合わせしてください。03-3842-6900 杵屋六郎



長野県千曲市上山田温泉1-59-1正明館 電話026-275-2354


北千住ルミネ   第一、第三水曜日 三味線によるボイストレーニングをしています
    稽古時間は3:30~5:30

問い合わせは 読売文化センター 03-3870-2061


メールでの問い合わせはrokuro-6@cello.ocn.ne.jp
電話での問合せは03-3842-6900杵屋六郎までお願いします。

長唄は三味線音楽の基礎
最初に三味線の稽古を始めるなら長唄を第一番にお勧めします。三味線も唄も聞かせ所がそれぞれに有って、聞く側になっても楽しめるからです。長唄が何かを知るには歌舞伎を見るのが近道かと思います。勧進帳、娘道成寺、鏡獅子、連獅子、藤娘など有名な曲がたくさんあります。
東京の昔は江戸。長唄は江戸から伝わる東京の唄です。江戸の文化、風俗、名所、旧跡などを知り、歌舞伎音楽を理解するのにも役立ちます。

楽譜
伝統芸能ですが楽譜は有ります。文化譜は位置を示す勘所や手順がわかりやすく、初心者に便利です。五線譜が得意な方は青柳譜か研精会譜がお勧めです。替手や唄を習うには青柳譜や研精会譜は便利です。
              
     文化譜               青柳譜                 研精会譜


参考図書
習う前に読んでも、習った後に読んでも役に立つお勧めの本です。変な癖や練習をする前に読んでおいてほしい本です。いずれも邦楽社より出版されています。
三味線読本、三味線基礎練習帳は杵屋六郎が速水哲郎のペンネームで書いた本です。三味線入門書としては最適です。
三味線読本、練習帳のご注文は電話03ー3842-6900またはrokuro-6@cello.ocn.ne.jp
三味線読本1680円    
    


三味線読本の役立て方
お稽古の仕方を考える上で色々と参考になります。構え、調子合わせ、練習方法、弾く前の準備運動など三味線の稽古に役立つ方法をイメージイラストでわかりやすく解説しています。読んで理解できたと思っても実技での実行は難しいものです。体が覚えるまで飽きずに繰り返し練習してください。
芸術に関わることは人生を豊かにし、生きがいのある趣味が持つことがその第一歩です。


三味線基礎練習帳1260円



基礎練習帳の役立て方
基礎は長い年月を真剣に稽古しなければ知りえない情報です。大曲や難曲を弾いても技術や腕が向上したのではなく自己満足に終始するだけです。単純な繰り返し練習の中にこそ大事な要素が隠れているものです。世阿弥によれば「老後の初心忘るべからず」と同じことになります。大事なことは初心者が気がつくはずはありません。初心者でも天才なら気がつくかも知れませんが通常では無理。基礎を大切にしましょう。
階段を一気に駆け上がるのではなく、一段一段を確実に練習を積み重ねましょう。薄紙を毎日積み重ねるのが本来のお稽古です。.




上達するには
良師について稽古する以上の方法はないと思われますが、習う側の受け入れ態勢や習う姿勢で大きく上達の差が出ます。まずは信頼してそっくりに真似ることがお稽古のスタートです。参考書などからの知識はあくまで参考にとどめ、実際の師匠の教える生きた情報を大切にお稽古をしてください。

対面稽古での注意事項
①稽古の時に良くお手本を見ることができるようにしっかり暗譜しておく。
②最初は右手、次に左手が見られるようにする。
③少しもお手本からずれないように心掛ける。
④お手本を良く見たい部分は自分は弾かないで注意して見る。
⑤お稽古をしている自分を観察するもう一人の自分がいるように心がける。
⑥勘所の違いより間がずれないように心掛ける。
⑦手順を間違えたら何故間違えたかをしっかり分析しておく。
⑧曲の運びを常に予測しながら稽古する。
⑨細かなアクセントも全てお手本どおりに弾く。
⑩教える人の邪魔をしないように強引に弾かない。

杵屋六郎ブログ、杵屋六郎Twitterを参考にしてください。
          http://blog.goo.ne.jp/rokurou66   @kotobukirokurou

三味線の基礎技術は最初に正しいことを習うことが上達の近道です。同じ技術を繰り返し体で習得させるには「三味線基礎練習帳」がとても便利です。少し三味線に慣れた方には今後のお稽古上達を確実にする稽古の進め方や考え方の参考になる「三味線読本」がお薦めです。読んで理解出来たならそれを体得出来るまで練習を繰り返してください。毎日、飽きずに練習することがお稽古事では大切です。
唄を上達させるには三味線を知ることが必要です。三味線を上達させるには唄を知ることが大切です。
弾き語りが出来るまでにはまず得意な方を体に覚え込ませ、余裕の出来たところで唄と三味線を同時に演奏します。
長唄には唄い方のパターンがあります、たくさんの曲を稽古すると自ずからパターンが理解できるようになります。
声に関しては鍛えること以外に磨く方法はないので沢山の曲を色々な高さの調子で練習するようにしましょう。
段々と声が走って響くようになれば表現することが楽になります。出ない声を無理に出すのではなく、出し方を工夫するのが近道です。
三味線の音を素早く感じ取るように心がけていることが大切です。
唄う筋肉を鍛えて響きのある声を出すように心がけましょう。


杵屋六郎の稽古場で次のことを実践しています

三味線における読み、書き、そろばん
①読み
先ず、楽譜が読めるようになること。予習、復習に是非とも必要です。
②書き
稽古の際に楽譜との違いを直ぐに書き直せるようになること。
③そろばん
音の数や、同じフレーズがいくつ有るかを数えられるようになること。

この三つのことが出来るようになるには、口三味線が言えるかどうかに係っています。



杵屋六郎の稽古場では以下の基礎を最初に教えます

バチの持ち方


最初に重心の位置を目安で覚えておく。小指と薬指でバチを挟むように持つ。

三味線の構え
右手一本で支えられるように、左手は自由に調弦できるようにする。

 バチの角度
35度を目安とする。3本の糸が共に同じ角度でバチが当たるようになるのが望ましい。


糸の押え
直角になるように押える。


ネジの止め方
親指と小指で挟むようにして止める。



ウラハジキ
人差し指、中指、薬指を揃え、自分の目から爪が半分ぐらい隠れるようにして、1本ずつハジク。